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2014年4月20日日曜日

広島注文住宅ブログ 「 わざわ座 」の立ち上げ

誠実なデザイン


わざわ座 」の立ち上げに参加してきました。
ネーミングからして!?どうした物か興味がわいたからです

 東京青山の会場には立ち見が出るほどの混雑ぶりです。




大量生産の家具、コストパフォーマンスを追求した家具がたくさん出回る中で愛着がわくようなものがあるでしょうか?そんな家具は結局、まだまだ使えるような物も処分してしまう。
大量生産大量消費の時代をいつまでも追いかけても仕方ない。

これからはなくてはならない手仕事を広めていこうと大工の技術を広める活動として全国から工務店や設計士が集まりいろんな角度から住宅を考え提案をしていくことになりました。
デザイナーと職人で造り、工務店が消費者とつながる仕組みを作りだそうとしています。

全国の工務店から問題点が出てきているのは技術力がある大工の高齢化55歳以上が全体の6割、10年後はどんな状態になるのか。大工技術のいらないプレハブ化した木造が主流になることは間違いないけど、そこに歯止めをかけようとしているのが、職人を前面にだし仕事の質と働き甲斐を持って作り上げる家づくりはきっと大きな出来栄えの差があるであろうと。大工(左官や建具など各職人達)の存在意義を高める国民運動をしていこうとしています。






特に手刻みできるような大工が少なくなっている中で手仕事の魅力を住宅家具に注目して大工の手仕事を取り入れて末永く大切に家を使っていただこう。そしてそこにデザインを取り入れようと家具デザイナーの小泉誠氏が要なところを受け持つことになりました。



永本建設も10年来、住宅に必要な家具を手づくりすることで体にやさしい無垢の家具を提供してきましたが、これは間違いがなかった証となりました。昨年の春に私がデザインしたTVボードも既に3作品作りました家具までデザインすると楽しい家づくりができるものです。造る人が楽しくないとそれに住まわれるお客さんもきっと楽しくないはずです。


実際には半年先の活動になりますが、永本建設も参加しようと思います。ご期待いただきたいと思います。



永本清三