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2016年6月12日日曜日

広島の樹で庭を作る

Landscapeの達人 造園家  田瀬理夫の仕事

20年前に博多によく行っていたころ、話題になったのが天神に新しい、緑化したビル「アクロス福岡」ができたということで見に行った。
北側は何ともないただの大きなビル


博多の中心地に小鳥がさえずる空間、生物多様性にとんだランドスケープデザインの達人が今回訪問した田瀬理夫氏です。









しかし南側は鄙壇になったバルコニーに植栽がしてある程度で、う~ん頑張ったね!とさほど関心もしなったが、時が経ちビルが見えなくなるまで植物が成長し森というか小高い山になっている。開発当初は76種類の自生種を植えたそうだが、今では鳥が種子を運び120種類の植物が育っているそうだ。







素敵な笑顔の田瀬理夫さん




彼が監修した街並みを観てみたいと北神戸三田まで行ってきました。
大手デベロッパーが売りつくした残りのへた地を今までにない取り組みで地域の工務店が共同で開発した分譲地いろいろな共通ルールを決めて里山集落を作り出しています。


しかし残念なことにまだまだ工事中です。







完成した庭もまだ少し

全体のバランスを見てみたいと思ったので、
秋にもう一度訪れてみます。






今回の田瀬さんのお話の中に 「日本の都市は建材砂漠のような町ばかり・・・」
ブロックを積んで、アルミフェンスをそしてアルミのカーポート、アスファルトやコンクリートで固めた外構建材ばかりの庭では安らぎの空間はつくれない。
樹木が成長し植物の葉や茎から水分が蒸発して温度が低下してオアシスとなる。


緑がつくる環境に目覚めることで、人の心も癒される
そんな実現のために建材を使わない造園家とつくる庭づくりを提案していきます。

永本建設株式会社 永本清三