先日、広島西部ロハスの会主催の『廿日市漁民の森づくり』に社員全員で参加し植林をしました。
27年前に気仙沼の牡蠣漁師さんが植林を始められました。
今では、小学校5年生のすべての教科書に植林活動『森は海の恋人』として載っているそうです。
その漁師さん、畠山重篤さんが第10回記念ということでご一緒して下さいました。
何故、漁師さんが森づくりをするの?
牡蠣の餌となる植物プランクトンが成長するためには、鉄分をはじめとするミネラル等や
これらの吸収を助ける成分が必要です。
この成分は森で作られ川が運んで海に届けてくれるのです。
なので、川の源流の森に落葉広葉樹を植えて整えるのです。
何故、永本建設が森づくりをするの?
広島県産材の無垢の木を使い家を造らせていただいているので山とは深いご縁があります。
地御前牡蠣の産地が目と鼻の先、山師さん漁師さんと三位一体で森づくりに精を出します。
10年前に植えた木は背丈以上に大きくなっているものもありました。
ロハスの会の活動は、植えっぱなしではなくきちんと下刈りもします。
山の手入れをしながらツリーハウスを作ったり、竹炭小屋で炭を焼いたり楽しく活動をしています。
毎年、広島修道大学人間環境学部の学生さん達が子どもたちに環境学習をしてくださっています。
今年は新たにツリークライミングもされていました。
子どもたちは昼食も忘れて遊んでいました。
ハンモックもブランコも大人気でした。
チェンソーアートの世界チャンピオンの林さんの動物達も子どもたちの目を引いていました。
ひとりが一本の木を植える。
すぐには効果は顕れないかもしれません。
畠山重篤さんの講演を拝聴し
次世代へつなぐ環境学習とともに、森と海をつなぐ活動を
地道に続けていこうと新たにに誓う日となりました。
すべてに感謝 永本ひとみ拝